2009年05月25日
エアロは嫌い
私は所謂エアロパーツなるもの全般が好きではありません。
また、ストロークが少なく、無闇に固めた足回りも大嫌いです。
レーシングマシンが必要にかられて装備している物は勿論構いませんが、
一般道を走行する車がファッションとして装着している物に関しましては
殆ど「素敵♪」と思った事がありません。
また、ローダウンして、インチアップに薄っぺらいタイヤを装備して・・・
と言うステレオタイプの車が段差に苦しみながら走っているのを見ると
本当に「あほとちゃうかいな」と思います。
先日ある自動車雑誌を見ていると、私が感じている事を端的に表現し
ている記述に出くわしました。
”シャコタンはウンコ座りのかっこ良さ、キレイな姿勢で立ってるこその
かっこ良さってのもあるわけよ。でもって、そっちのかっこ良さの方が
実ははるかに高度。ウンコ座りするより、キレイな姿勢で立つほうが
難しいのは当たり前”
”最近の車のデザインスケッチはどれ見てもベッタベタに落としてるで
しょ?で、ホイールは限界までインチアップしてあって、タイヤなんか
ほとんどベルト。バカのひとつ覚えみたいに”
随分乱暴な口調ですが(笑)、私もだいたい同意見です
低い姿勢とホイールアーチに食い込むタイヤの絵柄は確かに迫力が
あるし、分りやすいかっこ良さであるとは思います。
でも、落とした車高に幅の広いタイヤと言う組み合わせは殆どにおい
て「外乱に弱く、悪路では神経質な動きを見せる」事に繋がります。
一般道はサーキットではないのですからサスが有効に働く事を封じる
方向でかっこ良さを求めると、実際の運転時の快楽は減少する場合も
多い訳です。
”それでも見た目が良けりゃエエのよ!”
って考えも良いとは思います。でも、そんな車で事故起こして他人を
道連れにはしないで欲しい、と思います。
バイクでもオフローダーを舗装道で走らせる場合、サスのストロークの
大きさからアクセルのオン・オフでどうしてもピッチングが大きくなり、
オンロード・スポーツに慣れているライダーですと初めびっくりするので
すが、その大きな挙動変化を意識して利用すると、荒れた路面や急激
な路面状況の変化に柔軟に対応できるオフローダーの脚はサーキット
的な優良舗装路面のみを対象にしたようなガッチガチなオンロード車よ
り数段扱いやすく、しかも速く走行出来ます。
最近は「モタード」と言うみたいですが、昔スーパーバイカーズと呼ばれ
ていた頃から私はオフローダーにオンロードタイヤを装備したバイクが
実は街中を走るのに一番良いのではなかろうかと思っておりました。
あ
自動車への付加物で好きな物が一つだけありました!!
”ビス留めのオーバーフェンダー”
昔のGTRとか240GZとか27レビン&トレノとかが装備していた物品
あの”無理やり”感が好きだった事で世代が分りますね(笑)。
で、
シルエット・フォーミュラ的な・・・ガンダムチックな・・・方向が好きなの
は概ね私よりも5歳程年下の方々からかもしれません(笑)。
普通が一番