2009年08月09日

久しぶりに単車で通勤

暫くとんと乗っていなかったW400君。

昨日の夜勤には久しぶりに引っ張り出して乗って行きました。

仕事の合間に洗車しましたけれど、メッキ部分にくすみが出ていましたので、金属磨きやらなんやら使って磨いてやりました。



昨今のバイクと違い、Wは金属パーツやメッキ部分が多いので、磨きだしたらきりがないのですが、そこがこの単車の良い所です♪

元々WシリーズはW1の復刻・・・的な単車ですけれども、真っ黒単色な愛車はW1と言うよりもメグロみたいな風情があります。

あくまでも単独で(力のある単車とのマスツーリングではついてゆけないから)、交通量の少ない田舎道なんかをのへ~っと走るのがこのWには似合っている気がします。

帰宅時も早朝で、結構涼しかったので、あちこちうろちょろ走って帰宅しましたが、やっぱり単車と言う乗り物は本当に楽しい♪♪

やれ”昔のトライアンフのパクリだ”なんだと言われる事もあるのですが、こう言ったスタイルの単車は単独で見ているより、人が乗車している時の絵柄がとっても自然で良いと思いますし、日本の単車や自動車の歴史はイギリスやフランス、イタリアやドイツの模倣から開始されている訳ですし、メグロとの合併からカワサキにはBSA等の流れを汲んW1が産まれた訳で・・・

原点回帰・・・って事はないけれども、21世紀にこんな単車らしい姿形を持った車が存在している事自体を私なんかは幸せに思います。

ただし、650のWが1999年に産まれ、2006年に400が産まれたこのWシリーズも今年を持って生産終了となりました。

年々厳しくなる排気ガス・騒音規制に空冷エンジンでの対応が難しくなったからだとの事です。

他の車種ではインジェクションで存続している物もありますし、Wにもなんとかまた復活して貰いたいものです。

あのヤマハのSRもキャブ世代はいよいよ最後みたいですね。

単車の世界は今転換期なんでしょうね。

オートバイに乗らない人を威圧せず、でも単車が本質的に持ってい「野性味」を失わず・・・って、このご時世だと中々難しい・・・


でも、単車に乗って、景色に包まれながら走る幸せを感じる喜びを知っている人がいる限り・・・

単車と言う素敵な乗り物はなくならないでしょう顔2


※単車って言葉好きなんだなぁ~ 色んな楽しみ方はあるけれども、
 オートバイに乗るって事はこれまた本質的に”個人的所業”だと思う
 んですよね。単車って言う言葉の裏にはそんな意味合いが隠れてい
 る気がするのです、私・・・うはは。

  

Posted by kin147 at 19:26Comments(2)TrackBack(0)