2009年06月01日

色味とか・・・

先日、同じ147に乗っておられる方のブログを拝見しておりましたら、
イタリヤに出張された時の画像が大量にUPされており、大変興味深く
見ておりました。

ヨーロッパと言っても広うござんすし、勉強の足りない私なんぞが語る
べき事柄もないのですけれども、ローマ帝国時代からの石畳の道路や
石造りの建築が基本であるイタリヤの旧市街的な場所は、どちらかと
言うと陰鬱さ・・・と言うか、長い歴史があるからこその閉塞感みたいな
ものを水面下にたたえている気がいつもしておりました。

勿論美しい街並みである事この上ないのです。はい、それはもう・・・

で、イタリヤってますと、アヴァンギャルドで前衛的なんだけど楽天的で
・・・って言う様な雰囲気もあるし、アルファやフェラーリみたいにやたら
真っ赤な物が多いんじゃないか?(笑)的な原色的な印象も私みたい
に行ってみて、現地に立った事すらない者にはあるのです。

でも、昔、イタリヤの家具を調べてみたり、イタリヤの建築物の色合い
なんぞを見てみると、非常に柔らかい色調の木材を使っていたり、
建物の色も原色なんかじゃなくて、中間色を使っている事が多いので
すね。

石材で街が作られていると、天気が悪かったりすると本当に沈痛な
感じがするのですが、そこに柔らかな色調の建材が混じる事により
繊細で優美な印象が生まれるのかなぁ、とか思います。

また、灰色っぽい街並みの窓際に原色の綺麗な花の鉢植えがあっ
たりすると、そこにアクセントが生まれて、とっても鮮烈です。

ヨーロッパの街並みはトーンが抑えられているので、そこにたまたま
存在する物(車とか)を自然に映える形にしているのではないかと。

中間色の車は背後の街並みと時代を超えて融合している様に見え
るし、原色系な色の車だと、逆にコントラストの強さでその車の魅力
が強調され、街並みにとっては良きワンポイントになっている、と。

うむぅ~すんばらしい顔5

沢山のイタリヤの画像(主にミラノ市街)を見ていて、日本とは比べ物
にならない程の「大人さ」に圧倒されました。

クラスレスで色んなものが混濁しながら存在している日本の街並も
面白いと言えば面白いのかもですが、街並み=美術館&博物館的
な本物感を見せ付けられると・・・うむぅ~。

プロヴァンス”風” とか なんとか”風”とかじゃなくて・・・

なになに ”そのもの” ってのが持つ力には敵いませんわね顔2

アルファのGTVなんて言う、現代イタリアンデザインの極値みたいな
車でも、中世の街並みに似合ってしまうのですよねぁ~

行ってみたいな・・・イタリア

イタリアの田舎にも行ってみたい~顔5

ん?イタリヤか?イタリアか? ん?どっちだ??? わはは~

↑笑ってるし



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